2018年 北京からヘルシンキへ。シベリア鉄道の3週間①

海外

あらすじ

2018年6月。大学2回生だった私は、学部の友人と二人でとある旅行をしました。

それは、「鉄道でユーラシア大陸を横断する」というもの。

学生時代にしかできない大冒険をしてみたい。そんな思いでこの旅行を計画しました。

なお、自分も友人も海外旅行は初めて。今思い返すとなんと無謀な、と思います。若いって恐ろしい。

ルートはこう。

1. 飛行機:日本→中国(北京)

2. 鉄道:中国(北京)→モンゴル→ロシア→フィンランド(ヘルシンキ)

3.飛行機:フィンランド(ヘルシンキ)→日本

乗った列車ごとに色分けしています。

中国からフィンランドまで、ずっと鉄道です。こんなルート、今後数十年は辿れそうにないですね。運が良かったと思います。

なぜ6月に?と思われるかもしれませんが、通っていた大学には2回生の夏休みが6~9月の4か月間あるという、面白い制度がありました。(その分、1回生の間は地獄のように忙しい…)

旅の計画を練る

旅行の具体的な計画は1月くらいから始めました。

旅のお供、地球の歩き方と会話帳。ロシアは英語が通じないので、会話帳は重宝しました。

初の海外ということもあり、流石に全て個人で手配はハードルが高すぎます。

特にロシア。ロシアは日本人でもビザが必要な、数少ない国の一つです。

そこで、ロシアや中央アジア専門の旅行代理店にビザや列車のチケット手配をお願いしました。

代理店との方とのやりとりも、大学生の自分にとっては新鮮な経験でした。電話をかけるだけで滅茶苦茶緊張したのを覚えています。

そして完成した旅程表。鉄オタらしく(無駄に)列車番号まで記載。

予算はお土産代など全部入れて40万円ほどでした。実際に使った額もそれくらい。

円安の今じゃ考えられないですね。

自分は入学した頃からこの旅行を考えていたので、バイト代を1年かけてチンタラ貯めていましたが、友人は途中から参加してくれたので半年ほどで貯めてました。すごい。

なお、当時は丁度ロシアでワールドカップが開催されており、これでも割高な方でした。

1日目 出国まで

前日の夜はまっっっっったく眠れませんでした。

梅田で相方と待ち合わせし、関空快速で関西空港へ。

当時はインバウンドも(若干)少なかったような…?

関空で一番興奮する所。初めて見た当時はテンションぶち上がりでした。

何せ初めての海外旅行、出国審査はとにかく緊張しました。

でも意外とあっさり終わって拍子抜けしました。特に何も聞かれなかったような。

最近は押してくれなくなりましたね。

向かうは搭乗エリアの端、36番ゲート。

コメント

Copied title and URL